調査をする上で、もっとも大事なことは調査を依頼する側が、何を求めているかをしっかり認識することです。当たり前のことですが、多くのクライアントは覆面調査で多くの問題点を浮き彫りにして、競合店との差別化を図ろうとしています。そのためにミステリーショッパーには観察力が大いに求められます。
一方で『調査員はバカになれ』ということです。会社にもよりますが、様々な質問を店舗側にするように要請されることがあります。
・コンビニやスーパーで商品の場所を聞け。
・トイレの看板が見えても、見えてない振りをしてトイレの場所を聞け。
・飲食店で、メニューについて質問をしろ。
・料理の調理方法を聞け
もっと踏み込んだ調査では
・お店にわがままを言え。
・店員を困らせて様子を伺え。
・子供を走り回らせて、従業員の反応を見ろ
など業種や店舗によってさまざまな要請があります。
また当然ながら普通のお客様を装うことが大事だとされています。しかし、調査内容によっては挙動不審者のような振る舞いや、店側から嫌がられる行動も必要となってきます。自己嫌悪になることもありますが、そんなときは『バカ』になって下さい。副業のためです(涙)。
また、バカになることを恥ずかしくて実施しない人もいますが、この質問等などが調査報告書の信憑性を高める最大のポイントになることを心に留めておきましょう。
副業といえども真剣さが求められます。
調査には『プライド』や『常識』『やさしさ』は邪魔なものなのです。何事も副業副収入のためです!
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